聖書だ! ワクワク

 この日曜日から教会ではアドベント(待降節)と言ってイエスさまのお生まれを待ち望む時になります。四回の日曜日を通してクリスマスの準備をします。
 預言者ミカはイエスさまがお生まれになる七百年前に活躍しました。この時代、人々は表面的には神さまを礼拝していましたが、心は神さまから離れていました。礼拝してればいいんでしょ、と礼拝だけして、献げものだけささげて、形ばかりのお祈りだけして、そしてあとは好き放題していたのです。ミカはこの国に本当の救い主が必要であることを知っていました。


□ 11月30日(日) ミカ1章
 イスラエルの人たちは偶像を拝んだり、自分の好き勝手なことをし、また罪を犯し続けていました。ミカはどんなにイスラエルが栄えていても、このままでは滅んでしまうことを知っていました。
□ 12月1日(月) ミカ2章
 人々は本当のことを言う預言者が大嫌いでした。そして、嘘でもいいから、都合のいい話・楽しい話をしてくれる人が大好きでした。この国はバラバラにされてしまう。でも、ミカは神さまがもう一度、残りの民を集めてくださることを知っていました。
□ 12月2日(火) ミカ3章
 国を治める人たちも、祭司たちも、預言者たちも頭の中はお金のことばかりで、「神さまがついているから大丈夫」と都合のよい話をしていました。でもミカは神さまの霊に満たされて、正しいことをみんなに話しました。
□ 12月3日(水) ミカ4章
 ミカはイスラエルの人々が神さまに背き続けているのでこの国が滅んでいくのを知っています。でも同時に、神さまの言葉が回復され、世界中からみんながエルサレムに集まってくる幻を見たのでした。
□ 12月4日(木) ミカ5章
 ミカはイスラエルがもう一度救われるためにはみんながまじめになったり、一生懸命にがんばることではなく、救い主が必要であることを知っていました。そしてミカはその救い主がベツレヘムに生まれることを教えられたのでした。
□ 12月5日(金) ミカ6章
 神さまが求めておられたのは、みんなが悪いことを続けたままで、たくさんのささげものをすることではありませんでした。神さまはみんながへりくだって悔い改め、正しいことをし、神さまと共に歩むことを願っておられたのです。
□ 12月6日(土) ミカ7章
 ミカは神さまを待ち望んでいます。イスラエルを救うことができるのは神さまだけだからです。救い主がおいでになるときに神さまは何をしようとしておられたのでしょうか。それは罪のゆるしというびっくりするようなことでした。