聖書だ! ワクワク

 イエスさまが人々を教えられたのは三十歳からの二〜三年だったと言われています。そして、その短い期間、イエスさまはほとんどをイスラエルの中で過ごされました。まず、神さまの約束を与えられていたイスラエルの人たちに神様のことを知ってほしい、救い主として来た私を信じてほしいと思われたのです。けれどもイエスさまに信仰をほめていただいたのは、イスラエルの人ではないことが多かったようです。


□ 10月19日(日) マルコ七24〜30
 このスロ・フェニキヤというのはもともとは海の貿易で栄えたとても豊かな所でした。人々はいろいろな神様を造って、それを拝んでいました。でもこのお母さんは、子どもが悪霊にとりつかれてしまったときに、そんな人間が造った神さまではなく、イエスさまにすがろうとしたのです。
□ 10月20日(月) マルコ四1〜20
 昔は種を大きな袋に入れて、手で握ってはパーッとまいていきました。種はいろいろな所に落ちました。そして、どこに落ちたかでその結果は全く違ったものになりました。種は御言です。御言には命があって、しっかり受け止めると豊かに実を結ぶのです。
□ 10月21日(火) マルコ四21〜25
 どう聞くかということと、何を聞くかということ、両方が大切です。しっかり、神の言を聞きましょう。それは教会でお話を聞くこと、家で聖書を毎日読むことです。
□ 10月22日(水) マルコ四26〜34
 からし種というのは小さな小さな種です。でも大きく育ちます。神の国も小さく始まっても、大きく育っていくのです。日本では教会も小さくて、クリスチャンもまだ少ないかもしれません。でも失望しないでください。神の国は育っていくのです。
□ 10月23日(木) マルコ四35〜41
 イエスさまと弟子たちは舟で向こう岸に向かいました。ところがそこに大嵐がやってきます。弟子たちはこわくなってねておられたイエスさまを起して助けを求めます。でも本当はイエスさまが一緒だったら何もこわがる必要はなかったのです。
□ 10月24日(金) マルコ五1〜20
 ゲラサ人の地に墓場に住んでいる乱暴者がいました。実はこの男の人の心の中には悪魔がたくさん住みついていたのです。イエスさまはこの人を助けてくださいました。この人は正気になってイエスさまのことをみんなに伝えました。
□ 10月25日(土) マルコ五21〜43
 イエスさまの所にはいろいろな人たちがやって来ます。娘が死にそうになっていたヤイロ、そして十二年間も病気で苦しんでいた女の人。イエスさまは彼らの信仰を喜んで助けてくださいました。