聖書だ! ワクワク

 エジプトの王様はとてもがんこでした。そしてなかなかイスラエルの人たちを自由にしてくれません。でも、エジプトの王様ががんこになればなるほど、ますます神さまの力がどんなに大きいかがはっきりしていきました。どんな魔術師も、またどんなエジプトの神々も、そしてエジプトの王様も、この天地を造られた神さまにはかないません。


□ 8月9日(日) 出エジ七14〜八11
 第一の災いではナイル川の水が血に変わり、第二の災いではエジプト中がかえるだらけになりました。エジプトの人はみんなナイル川に感謝していました。ナイル川のおかげでエジプトはたくさん作物がとれて、とても豊かだったからです。でも、イスラエルを救い出そうとしておられた神さまはそのナイル川さえもお造りになった方なのです。
□ 8月10日(月) 出エジプト八12〜28
 第三の災いでは地のちりがぶよになって人と家畜につき、第四の災いではあぶの大群がやってきました。魔術師たちは、「神の指です」と言いました。こんなことは人にはできないということを魔術師たちは知っていたのです。
□ 8月11日(火) 出エジプト九1〜15
 第五の災いは家畜の病気、第六の災いははれものでした。エジプト人たちのところには災いが来たのに、イスラエルの人たちのところには災いが来ませんでした。神さまがイスラエルの人たちを区別しておられたからです。
□ 8月12日(水) 出エジプト九16〜33
 第七の災いは雹です。大きな氷が空から降ってきたのです。頭にあたったら人も家畜も死んでしまいます。モーセは警告しました。信じた人は雹が降る前に、家畜を家に入れておきました。信じない人は大変な事になってしまいました。
□ 8月13日(木) 出エジプト十1〜29
 第八の災いはいなごの大群、第九の災いは真っ暗闇でした。王様の家来たちも悲鳴を上げました。エジプト人が最高の神さまだと思っていた太陽も隠れてしまいました。それでも、エジプトの王様は本当の神さまの前に降参しようとしませんでした。
□ 8月14日(金) 出エジ十一1〜10
 第十の災いはエジプトの最初に生まれた男の子が死ぬということでした。そんなことがあるはずはないと思ったでしょうか。パロ王はモーセに警告されても、まだ神さまを信じようとはしませんでした。
□ 8月15日(土) 出エジ十二1〜42
 イスラエルの家では最初の馬あれた男の子は死にませんでした。神さまに言われたように、小羊の血を塗ってあった家は災いが過越したのです。そして本当にその夜、神さまはイスラエルの人たちを解放してくださったのです。