聖書だ! ワクワク

 始まったばかりの教会に大変な問題が起こります。問題のない教会はありません。わたしたちはみんな罪深いからです。失敗することも、誰かとどうしても合わないというようなこともあるかもしれません。問題があるのは問題ではありません。それは自然なことです。大切なのは問題とどう向き合い、どう解決するかなのです。問題としっかりと向き合っていくことによって教会はますます成長し、整えられていったのです。


□ 6月14日(日) 使徒五1-11
 献金をするのはすばらしいことです。問題はアナニヤとサッピラがみんなによく見られたかったからでしょうか、嘘をついたことです。嘘なんて誰でもつくじゃない、嘘ぐらいいいじゃないと言わないでください。神さまは嘘がおきらいです。ダメで弱くても、正直であることを喜んでくださるのです。
□ 6月15日(月) マタイ十五1-9
 イエスさまの時代の聖書の先生たちは聖書をよく知っていましたけれど、いつも細かいことばかり言って、人にどう見られるかということばかり気にしていました。その心は神さまから離れていたのです。
□ 6月16日(火) マタイ十五10-20
 イエスさまは食べるものが人を汚すのではないとおっしゃいました。大事なのは何を食べるかよりも、その心の中に何が入っているかです。心の中に悪い思いがいっぱい入っていると、悪いことをするようになるのです。
□ 6月17日(水) 詩篇三二1-11
 ダビデ王様がとても悪いことをしたとき、最初はそれを内緒にしようとしました。ごまかそうとしました。でも、ダビデ王様は苦しくなってきます。王様が神さまに告白し悔い改めた時、神さまはゆるしてくださいました。
□ 6月18日(木) 詩篇五一1-14
 ダビデ王様は神さまが真実を求められる方であることを知っていました。でも自分がどんなに罪深いかを思い、ダビデは、わたしのためにきよい心を造ってください、と祈るのです。
□ 6月19日(金) 詩篇五一15-19
 神さまは、私たちが神さまのために何かをするよりも、真実であること、かっこ悪くても、罪深くても、そのままみじめな自分を認めて、正直に自分の罪を悔い改め、神さまに近づくことを喜んでくださいます。
□ 6月20日(土) エペソ四25-32
 神さまは嘘はおきらいです。嘘をつくのはやめて神さまの前にも、人に対しても真実でいましょう。悪い言葉を使わず、人に対して怒ったり、悪意をいだくことのないようにしましょう。そのひとのことを思いやり、ゆるしあうことのできる仲間でいたいと思います。