聖書だ! ワクワク

 イエスさまはつかまってから何回も裁判を受け、夜通し、あちからこちら引っ張って行かれます。アンナス→カヤパ→ピラト→ヘロデ→ピラト。カヤパはユダヤ人で大祭司でした。カヤパとユダヤ人たちはイエスさまが神様を馬鹿にしている、冒涜していると言って、死刑を宣告します。けれども、ローマの支配を受けていたユダヤ人たちは死刑をすることができなかったので、ローマの総督ピラトのところに連れて行って、この人はローマの皇帝に逆らって自分は王だと言っていると訴えたのです。


□ 3月21日(日) ヨハネ一八28-40
 イエスさまはローマの総督ピラトのところに送られました。ピラトはイエスさまが何も悪いことをしていないことが分かっていました。確かにイエスさまは王でした。でもそれはローマの皇帝とは大きく違っていました。
□ 3月22日(月) ヨハネ一九1-7
 「見よ、この人だ」ピラトはイエスさまをみんあの前に引き出しました。イエスさまは紫の上着をまとい、いばらの冠をかぶっていました。ユダヤ人たちは「十字架につけろ」と叫びました。イエスさまを信じなかったからです。
□ 3月23日(火) ヨハネ一九8-12
 確かにピラトはイエスを十字架につける権威を持っていました。でもピラトよりもカイザルよりもずっとずっと大きな権威を権威をもっておられる方がイエスさまと共におられました。
□ 3月24日(水) ヨハネ一九13-16
 イスラエルでは本当は神様が王様なのです。でもイエスさまをねたんで絶対に殺そうとした人たちは、イエスさまは王様ではない。カイザル(ローマ皇帝)だけが自分たちの王様だと言ってしまったのでした。彼らは本当の王様を捨てたのです。
□ 3月25日(木) 詩篇二四1-10
 世界とその中にあるものは神様のものです。神様こそが私たちの本当の王様です。このお方は私たちのことを愛し、支え、必要なものを与えてくださいます。私たちはこの王様を受け入れ、この方を礼拝し、この方に従うのです。
□ 3月26日(金) 1サム八1-9
 イスラエルの国に最初の王様が立てられた時、イスラエルの人たちは神様だとちょっと頼りないから、神様ではなくて、戦いに一緒に行ってくれる目に見える王様がほしいと思ったのです。他の国と同じになりたかったのです。
□ 3月27日(土) 黙示録一七14
 ここで「小羊」とは、私たちのために十字架にかかって死んでくださった主イエスさまのことです。このイエスさまは王の王、主の主です。そして、このイエスさまと一緒にいる人たちはイエスさまと一緒に勝利者になるのです。