聖書だ! ワクワク

 イエスさまは偉い宗教家たちにねたまれて、十字架につけられてしまいました。十字架は一番残酷な死刑なので、ローマ人たちは自分の国の人には十字架をしなかったほどです。苦しんで苦しんで苦しんで、少しずつ死んでいくのです。イエスさまは誰かの悪口を言ったり、誰かを呪ったりすることなく、十字架の苦しみを負ってくださいました。罪のないイエスさまが、私たちの罪を負って死んでくださり、私たちのために救いの道を開いてくださったのです。


□ 3月28日(日) ヨハネ一九17-22
 十字架にはイエスさまの頭の上に、どんな悪い人かという札がかけられ、そこにはユダヤ人の王ナザレのイエス書かれていました。すべての国、すべての人の王であったイエスが、十字架の上で死なれたのです。私たちはこの十字架にかけられたイエスを信じるのです。
□ 3月29日(月) ヨハネ一九23-24
 イエスさまの時、着物はとても大切で高価なものでした。ローマの兵隊たちが、イエスさまの上着を4つにわけ、下着はくじ引きでとりました。イエスさまはすべてを与え尽くされました。旧約聖書に書いてあるとおりでした。
□ 3月30日(火) ヨハネ一九25-27
 イエスさまの十字架の下に、お母さんのマリヤがいました。イエスさまはマリヤさんのことをお弟子さんのヨハネにお願いしました。イエスさまは十字架の大きな苦しみの中でも、お母さんのことを心配されたのです。
□ 3月31日(水) ヨハネ一九28-30
 イエスさまが「すべてが終わった」とおっしゃった時、それはもうおしまいだという悲しみと嘆きの叫びではありません。イエスさまは失敗したのではありません。イエスさまはすべてを成し遂げてくださったのです。
□ 4月1日(木) ヨハネ一九31-37
 イエスさまは十字架の上で気絶しておられたのではありません。わきばらを刺されて流れた水と血はイエスさまの苦しみを表し、イエスが確かに死なれたことを示しています。
□ 4月2日(金) ヨハネ一九38-42
 アリマタヤのヨセフもニコデモも、勇気を出してイエスさまのお体を受け取って葬りました。誰かからイエスさまの味方、イエスさまを信じている人と言われてもいいと覚悟を決めたのです。
□ 4月3日(土) イザヤ五三1-12
 イザヤはイエスさまより七百年前に生きていた人です。けれども、やがて神様に送られる救い主が何をするのか、神様から教えられていました。救い主は、私たちの罪を身代わりに負って死んでくださった、その死によって、私たちの罪がゆるされる道が開かれたのです。