聖書だ! ワクワク

 皆さんの家族やお友だちが亡くなった経験をした人はいますか。おじちゃんやおばあちゃん、兄弟、お父さんやお母さん、お友だちや知り合いの誰かが死んでしまったという経験をした人はいるでしょうか。きっといると思います。確かに人はいつかは死にます。でも、どんなに分かっていてもっやっぱり寂しいですし、悲しいです。それが突然であればなおさらです。けれどもイエスさまはそんな私たちの悲しみにも寄り添ってくださるお方です。


□ 11月1日(日) ルカ七11-17
 自分の夫を亡くし、そして、今、一人息子が死んでしまったこの女の人にイエスさまは近づいて、「泣かないでいなさい」と語りかけられました。これがどうして泣かないでいられるでしょうか。けれどもイエスさまはこの女の人の涙を喜びに変えてくださいました。
□ 11月2日(月) ルカ七18-23
 バプテスマのヨハネはイエスさまのことをみんなに救い主だと紹介していました。でも、違ったらどうしようとちょっと不安になりました。イエスさまは旧約聖書に書いてある通りのことが起こっているよとおっしゃいました。
□ 11月3日(火) ルカ七24-35
 バプテスマのヨハネは偉大な人物でした。救い主のために道備えをしたからです。でも、あくまでもイエスさまの前の時代の人物でした。イエスさまが来てくださって、新しい時代が始まっていたのです。
□ 11月4日(水) マタイ五4
 悲しんでいる人たちはさいわい、とイエスさまはおっしゃいました。なぜなら、深い悲しみを経験した人だけが、神さまの深い慰めをも経験することができるからです。そして神さまの慰めをいただいた人は、今度は悲しんでいる人たちの慰め手として生きるのです。
□ 11月5日(木) イザヤ五三1-5
 神であられたのに人になってくださったイエスさまは悲しみの人であり、私たちの悲しみを分かってくださるお方です。そしてまた、私たちの悲しみを負ってくださった方なのです。
□ 11月6日(金) イザヤ六一1-4
 イエスさまが来られるよりも何百年も前のイザヤはイエスさまについて預言しました。イエスさまが来られたのは、悲しんでいる人たちを慰め、その悲しみを喜びに変えるためでした。あなたには悲しみがあるでしょうか。イエスさまは喜びに変えてくださいます。
□ 11月7日(土) 黙示録二一1-4
 悲しみの最終的な解決はイエスさまの再臨の時にあります。主は私たちの涙をぬぐい去ってくださいます。私たちはもう一度愛する人たちと再会します。天国にはもう死も、悲しみも、痛みもないのです。