聖書だ! ワクワク


 神さまは今でも私たちの耳に聞こえるようにお話になることができます。でも、今は、多くの場合はそうなさいません。今、私たちは昔の人たちよりもずっと恵まれています。聖書を開いて、いつでもどこでも好きなだけ神さまの御言葉を聞くことができるからです。神の言葉はそこにあります。でも、その聖書を開いて読むのはあなたの責任です。神さまが一生懸命お話しくださっているのに、聞かなかったら、神さまは悲しいよね。
□ 6月6日(日) サムエル上三1-10
 神さまが最初サムエルを呼ばれた時、サムエルにはそのことが分かりませんでした。でもエリ先生に教わって、「しもべは聞きます。主よ、お話しください」と答えます。私たちが一生懸命お祈りして、神さまに聞いていただくのも大切ですが、もっと大切なのは神さまのお声を聞くことです。
□ 6月7日(月) サムエル上三11-21
 神さまがサムエルにお話になったメッセージは決して楽しい話ではありませんでした。でもサムエルは神さまのお言葉をきちんと聞いて、それを伝えました。神さまはサムエルといっしょにいてくださいました。
□ 6月8日(火) サムエル上四1-21
 イスラエルには大切な「契約の箱」という箱がありました。モーセの時代に造られた箱で、神様が書かれた十戒が入っていました。でも、イスラエルが従わなかったので、その神の箱は奪われてしまいました。
□ 6月9日(水) サムエル上五1-12
 ペリシテ人はイスラエルに勝ち、神の箱を奪い、偶像を拝んで喜びましたが、神さまはペリシテの偶像が本当の神さまなのではないこと、イスラエルの神さまを恐れることを、ペリシテの人たちにも示されたのでした。
□ 6月10日(木) サムエル上六1-21
 災いにあったペリシテの人たちは神の箱をイスラエルに返します。神の箱はイスラエルのベテシメシに返ってきました。しかし、神さまを恐れなかったベテシメシの人たちが箱をのぞいたので、七〇人の人たちが死んでしまいました。
□ 6月11日(金) マタイ四1-4
 食べ物を通して栄養をとることもとても大切です。でも、それだけでは人は生きていけません。神さまが語られる一つ一つのお言葉をしっかり聞いて、よく味わい、従うことが、私たちの心に命を与えるのです。
□ 6月12日(土) 詩篇一九
 神さまのみ言葉はどんな宝物よりも価値があります。どんなに甘い蜂蜜よりも甘いのです。だから、神さまのみ言葉は何よりもすてきで、何よりも価値があるものなのです。あなたは何を一番にもとめるでしょうか。