聖書だ! ワクワク

 伝記を読んでいて、もう一つ分かることは、どんなに偉い人でも、失敗したり、みんなに誤解されたり笑われたり、苦しいこと・つらいことを経験したりすることがある、ということです。でも、そこでへこたれないで、あきらめないで、進んで行くのです。大変なことを経験するのは決して珍しいことではありません。


□ 11月7日(日) ルカ一五11-24
 弟息子は自分勝手にお父さんのところを出て行きましたが、お父さんのところを離れたところには幸せはありませんでした。でも、彼が本心に立ち返ってお父さんのところに帰って来た時に、お父さんは彼を抱きしめ、その帰りを喜びました。新しい服を着せ、指輪やはきものを用意し、ごちそうを出して、その息子を自分の子どもとして迎えたのでした。神さまも私たちを迎えてくださいます。
□ 11月8日(月) ルカ一五25-32
 お兄さんは弟が帰ってきても喜びません。お父さんが喜んでいる気持ちも分かりません。そしてお父さんにも文句をいっぱい言いました。でもお父さんは本当はお兄さんにも一緒に喜んでほしかったんだよね。
□ 11月9日(火) ルカ一六1-13
 あなたにはお友だちがいますか。どんなにお金持ちでも友だちがいなかったらさびしいね。神さまもみんなが自分のためにお金をためて喜んでいるのではなく、神さまを愛し、お友だちを大切にすることを願っておられます。
□ 11月10日(水) ルカ一六14-18
 どんなに人の前でかっこをつけることができたとしても、神さまは私たちの心を見ておられます。「律法と預言者」とは旧約聖書のことです。イエスさまは旧約聖書を成就させ、新しい時代をもたらしてくださったのです。
□ 11月11日(木) イザヤ五五6-7
 あなたは、あの弟息子のように神さまに帰っているでしょうか。主は悔い改めて帰ってくる人をゆるし、受け入れて下さいます。でも気をつけてください。遅すぎるという時がやがてくるからです。
□ 11月12日(金) エレミヤ三19-25
 神さまは神さまに背を向けて遠く離れてしまった私たちが向きを変えて、神さまのところに帰ってくることを願い、待っておられるのです。悔い改めとはまさに、向きを変えるということなのです。
□ 11月13日(土) エレミヤ四1-2
 エレミヤの時代にも人々は、神さまから離れて、嘘の神さまにすがったり、他の強い国々に助けを求めていました。神さまは「わたしのもとに」帰るようにと何回もおっしゃいました。イスラエルの人たちはなかなか神さまのところに帰りませんでしたが、やがて、帰って来ることになります。