はじめに
 戦後民主的な教育の基盤となってきた「教育基本法」を全面改定する政府与党の法案が、2006年秋の臨時国会で可決成立しました。
 この法案にはすでにメディアや書籍で様々な問題が指摘されていますが、クリスチャンにとっても見過ごしにできない点が多く含まれています。皆さんの中には、ひとつの法律の改定がどうしてそんなに騒がれるのか、いぶかっている方もおられるかもしれません。そこで福音による和解委員会では、教会とクリスチャンの視点から、新・教育基本法をめぐる問題点を整理し、日本ホーリネス教団諸教会の皆さんに提示します。子どもたちの育成のために、私たちの周囲の教員たちのために、また、この国の歩みが主のみこころからそれることがないように、とりなしの祈りと、皆さんの生活の場での実践の参考にしていただければと願っています。


日本ホーリネス教団
福音による和解委員会
委員長・上中 栄

2007年1月発行

東京都東村山市廻田町1−30−1
TEL:042−394−7466
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