まとめ

 教会が、偏見と差別を助長してきたという事実は、聖書の読み替え程度では済まない根深いものであることを、私たちはまず知る必要があります。そして、福音を正しく宣べ伝え、神と隣人を愛するものでありたいと願わされます。



あとがき

 久しぶりのパンフレット発行となりました。これだけまとめるためにも、ずいぶんと時間を費やしてしまったためですが、それでもこの問題についての理解は到底充分とは言えません。このパンフレットを一つの参考として、学びがさらに深められることを願っています。また、教団本部から車で一五分ほどの場所に、療養所「多磨全生園」と「高松宮記念ハンセン病資料館」があります。教団本部へお越しの際は、ぜひお寄りになると良いと思います。
 パンフレット作成にあたり、聖書の釈義について、教理研究委員会にご協力いただきました。感謝申し上げます。また参考にした主な図書等を記しておきます。